【論文掲載】ツバキ種子エキス末の温熱効果に関する研究論文について

ビーエイチエヌ株式会社が、喜界島ボタンボウフウと共に地域振興・島おこし事業として取り組んでまいりましたツバキ(Camellia japonica)の種子から抽出した「ツバキ種子エキス末」に温熱効果に関する研究成果が「薬理と治療 48巻8号(2020年)」に掲載されました。

論文タイトル:

Effect of Camellia japonica seed extract on peripheral body temperature.

-A randomized double-blind placebo-controlled crossover trial-

本臨床研究では、「ツバキ種子エキス末」の摂取が冷却負荷後の手指温度の回復を早めるといった内容です。これまで、ツバキ種子エキス末は血流を促進するというヒトでのデータはありましたが、機能性表示食品のガイドラインに合うようなデザインではありませんでした。

そこで、本研究で機能性表示食品のガイドラインに合致するような試験デザインで実施し、ツバキ種子エキス末の摂取により、有意差が得られました。今後、ツバキ特有成分を機能性関与成分として届出を行う予定です。

ご興味ある方は、是非弊社営業までお問い合わせをお願いします。

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【論文掲載】低用量の桑葉由来イミノシュガーの摂取で食後血糖値の上昇抑制作用を確認

ビーエイチエヌ株式会社、トヨタマ健康食品株式会社は鹿児島純心女子大学との共同研究を実施し、その研究成果が「薬理と治療 48巻5号(2020年)」に掲載されました。

本臨床研究では、低用量の桑葉由来イミノシュガーの摂取が食後血糖値の上昇を抑制するといった内容です。

これまで桑葉の血糖値に関する研究は多くありましたが、どの研究も摂取量が多く、製品への配合も多くなるという問題点がありました。

本研究でこの点を解決できると考えられ、機能性表示も可能になりました。

このように、ビーエイチエヌ㈱では様々な問題点を解決するべく、自社だけでなく各企業様との共同研究を進めていく事ができますので何なりとご相談ください。

 




【論文】ツバキ種子エキスの動物試験において抗肥満作用確認

ツバキ(Camellia japonica)の脱脂種子エキス末である「ツバキ種子エキス末」の抗肥満作用について北里大学獣医学部の落合講師との共同研究を実施し、Journal of Oleo Science 2018年67巻12号p. 1563-1569に掲載されました。

ツバキ種子エキス末はサポニン25%以上を規格化しており、これまでに美容作用、抗糖化作用、温熱作用などを確認しています。

今回の掲載論文では、雄性ICRマウスに普通食、高脂肪高ショ糖食、高脂肪高ショ糖食にツバキ種子エキス末を1%含有した食餌を摂取させると、高脂肪高ショ糖食を摂取させたコントロール群より、体重増加量、脂肪重量、血中コレステロール濃度、肝臓脂質含量が有意に低く、インスリン抵抗性についても有意に改善していました。
また、脂質負荷試験において、ツバキ種子エキス末300 mg/kgの投与により脂質投与後の血中中性脂肪濃度の上昇を遅延させていました。

今回の研究により、ツバキ種子エキス末は食事由来の脂質の吸収の遅延、及び、糞便への排泄の促進によって肥満を抑制する可能性を見い出したことを報告しています。

ビーエイチ株式会社
【論文PDF】ツバキ種子エキスの動物試験において抗肥満作用確認