BHNボタンボウフウ粉末の原料産地・喜界島が日本ジオパークに認定されました

◆ジオパークとは?◆
国際的に地質学的に重要遺跡や景観が、保護、教育、持続可能な開発という
包括的な概念に基づいて管理されている地域のことをジオパークと称し、
2015年のユネスコ総会からはじまる正式プログラムに基づき、
ユネスコ世界ジオパークとして50の国々で229地域が指定されました。
日本国内のユネスコ世界ジオパークはこれまで10地域が指定されています。

日本ジオパーク委員会によって設定される日本ジオパークは48地域あり、
今回新たに、2025年10月6日付で喜界島が日本ジオパークに認定されました。

◆認定のポイント◆
今回の認定は、世界的に見ても珍しい、早いスピードで隆起を続ける、
サンゴ礁由来の独特な地形が評価されたものです。
喜界島は、約10万年前から隆起してできたサンゴ礁の島です。
現在も年間平均2ミリという速さで隆起しており、
その痕跡が段丘と呼ばれる階段状の地形や海岸などで見られます。
今回の認定に先立ち、2024年には国際地質科学連合(IUGS)が選定する「世界の地質遺産100選」にも、
「喜界島の隆起サンゴ礁段丘」が選ばれています。

◆「サンゴ礁文化」という独自性◆
地質学的な価値だけでなく、島に根付く「サンゴ礁文化」が評価されたことも特筆すべき点です。
島の家々では、風よけのための石垣や芋洗い用の鉢などにサンゴが活用されるなど、
人々はサンゴと深い関わりの中で生活しています。

◆豊かな自然が育むボタンボウフウ(長命草)◆
このような特異な地質環境と豊かな自然の中で、
当社製品の原料となるボタンボウフウ(長命草)は栽培されています。

喜界島ジオパーク公式サイト(外部リンク)
https://kikaijima-geo.com/

喜界島産のボタンボウフウ(長命草)を原料とした「BHNボタンボウフウ粉末」は
こちらからご覧いただけます。
https://bhn.co.jp/material/botanboufu/

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